世界は日々、紛争に満ちている。
しかし同時に愛にも満ちている。矛盾にみちた世界だ。
人は決して一人では生きていない。生きられないのではなく、生きていないのだ。
そう、そもそも誕生からして一人では成しえないではないのか。
皆、自覚の有無、程度の差は別として自分自身を愛してる。
生物学的生存本能に基づく自己愛。家族愛。
その愛をほんの少し見知らぬ隣人に向けてみる。
その愛をほんの少し見知らぬ隣町の人に向けてみる。
その愛をほんの少し見知らぬ隣国の人に向けてみる。
世界が幸福になるとはそういことだろう。
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